さらに、地方には苦い経験がある。

山田氏は国と地方の協議の場で、「災害が続くと、あっという間に基金はなくなる。赤字地方債が出せない中で、将来にわたって(財政を持続させる)ということで頑張っている」と訴えた。

http://whisper.vivian.jp/mt4.2/mt-cp.cgi?__mode=view&blog_id=1&id=124 http://www.travelog.jp/user/profile/mp_profile.php3?userid=rtytruf  地方が基金を積み上げるのは、人口減少や景気悪化による税収減の穴埋め、災害発生やインフラの老朽化対策などに充てる目的が多いとされる。

 自治体は税収が予想より少なくなった場合でも、赤字地方債による借金に制約がある。このため、税収が予想より増えた際は、将来に備えて基金に積み立てているというわけだ。

 さらに、地方には苦い経験がある。15年に始まった当時の小泉純一郎政権による国と地方の三位一体改革で、交付税が減額。自治体は緊縮財政を強いられ、基金を取り崩さざるを得ないケースもあった。

http://lets-robot.com/userinfo.php?uid=8785 http://pepakura.info/userinfo.php?uid=1767  こうした経緯もあり、地方は基金を積み増してきた。このため「ちょっと地方が頑張ってお金をためたら余裕があるのかといわれると、地方としてもやる気をそがれる」(山田氏)との恨み節もこぼれる。